受け渡しの全体像については、 Premiere Proマーカーガイドのアプリ間ワークフロー と、共通するタイミング確認をご覧ください。
受け取り側の部門に合ったファイルを選ぶ
カラリストはResolveのマーカーファイル、アシスタントエディターはAvidのロケーター、オーディオチームはPro Tools EDLやPro ToolsマーカーAAF、字幕のワークフローではSRTを必要とする場合があります。最適な形式は、受け取り側のアプリケーションと、その制作拠点で使用する具体的な読み込み方法によって異なります。
MarkerBuddyは形式カードを「レポートとデータ」「編集用交換形式」「公開とバックアップ」の3つの用途に分け、選択肢を明確にしています。DaVinci Resolveの書き出しは、対応するレポートまたは編集のグループに表示されます。各カードには、ワンクリックで書き出す前に出力内容の説明があり、繰り返し使用する設定はプリセットとして保存できます。重要な受け渡しの前には、必ず受け取り側のシステムで少量のデータを使ってテストしてください。
対応する受け渡し形式
MarkerBuddyはカタログ内の全21種類を書き出せます。CSV、標準マーカーCSV、標準マーカーTSV、プレーンテキストマーカーテーブル、Excel 97–2004ワークブック、PDFレポート、Premiere XML、FCPXML、OpenTimelineIO、OTRN、Avid Media Composer XML、Avid Locators TXT、Avid SubCap TXT、Pro Tools EDL、Pro ToolsマーカーAAF、Resolve EDL、ResolveマーカーレポートCSV、Resolve Pythonスクリプト、YouTubeチャプターTXT、字幕SRT、MarkerBuddyセッションのスナップショットです。
マーカーを選択している場合は、そのマーカーのみを書き出します。選択がない場合は、フィルター適用後に表示されているマーカーのセットを使用するため、部門ごとの受け渡しに便利です。
マーカーの受け渡しに含まれないものを把握
マーカーの書き出しで渡すのはマーカー情報であり、コンフォーム全体ではありません。映像、オーディオ、メディア、プロジェクト、カラーマネジメントの受け渡しを置き換えるものではありません。MarkerBuddyはネイティブのPTXセッションを作成しません。Pro Tools向けには、Pro Tools EDLと、既存のセッション用の書き出し専用Pro ToolsマーカーAAFを選択できます。
アプリケーションによって、対応するマーカーフィールドや範囲の扱いが異なります。すべてのフィールドが往復変換で同じように保持されると考えず、受け取り側のアプリケーションとフレームレートを確認してください。
既存のPro ToolsセッションにAAFのマーカーを追加
Pro ToolsマーカーAAFは、独立した書き出し専用の形式です。 MarkerBuddyは書き出し元のコンピューターでPro Tools、PTSL、補助アプリを使わずにローカルで作成します。アクティブなシーケンスのフレームレート、表示開始位置、ドロップフレーム設定を使用します。
ファイルにはマーカーとタイムコードが含まれますが、オーディオやビデオメディアは含まれないため、読み込んでも読み込み先のPro Toolsセッションのサンプルレートは変わりません。
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01
Session Dataの読み込みを開く
Pro Toolsで、 File → Import → Session Data を選び、AAFを指定します。
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02
トラックを読み込まない
次の Tracks タブで Clear Allを選択します。
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03
マーカールーラーを対応付ける
次の Marker Rulers タブで、 Markers を Markersに対応付けます。
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04
タイムコードのマッピングを選択
読み込み先セッションに必要なタイムコードマッピングを選び、読み込みを完了して、マーカー時刻を確認します。
範囲マーカーは開始位置のポイントマーカーになります。絵文字など、Pro Toolsのインポーターが読み取れない文字は ?に置き換えられます。
ワークフロー
実用的な4つの手順
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01
受け取り側の形式を確認
アプリケーション、バージョン、読み込みコマンド、フレームレート、ポイントマーカーと範囲マーカーのどちらが必要かを確認します。
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02
マーカーのセットを準備
受け取り側の部門が必要とするマーカーだけを絞り込むか選択します。
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03
対応する書き出し形式を選択
Resolve、Avid、FCPXML、Pro Tools EDL、Pro ToolsマーカーAAF、SRT、XML、レポートの専用オプションを使用します。
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04
受け渡し前にテスト
受け取り側のアプリケーションで少量のサンプルを読み込み、タイミング、テキスト、色、範囲を確認します。
こんな場合に便利
このワークフローが適する用途
- DaVinci Resolveへのカラーグレーディング用受け渡し
- Avid Media ComposerやFinal Cut Proへの編集用受け渡し
- 既存のPro Toolsセッション向けのPro Tools EDLリストまたはマーカーのみのAAF受け渡し
- 字幕、チャプター、スプレッドシート、アーカイブの納品
受け渡しの前に
受け取り側に合った形式で書き出す
マーカーの書き出しに含まれるのはマーカー情報であり、シーケンス全体やメディアのコンフォームではありません。Pro ToolsマーカーAAFは既存のセッションにマーカーを追加します。受け取り側のアプリケーションが対応するマーカーフィールド、色、デュレーション、タイムベースを確認してください。